2011年8月28日日曜日

夏の最後を飾るガーデンパーティー



ガーデンのハーブが山盛りになってきたので、株分けをしました。特に、レモンバームは刈っても刈っても繁茂します。よほどここの土質にあっているのだろうと思い、分けた株を畔の法面に移植しました。エントランスのレモンバームが香りもよく、防草効果を発揮してくれるといいなと期待しています。葉っぱのほうは、乾燥してお茶にしたり、精油に挑戦したりしました。圧力鍋での精油は失敗しましたが、アロマウォーターはなかなかいけるという報告が寄せられています。







エキネシアも、昨年入れた9センチポットが見事に成長したくさんの花を咲かせています。身体の免疫効果を高めると言われており、花に熱湯を注いでフレッシュなお茶を楽しんでいましたが、葉っぱも茎も薬効があるそうです。ネイティブインデイアンは「マスクいらず」と呼んで薬の代わりに使ったとか。欧米ではお茶やキャンディーなどが市販されています。

今年のガーデンは、きゅうりやナスなどの果菜類が今ひとつでしたが、全体的には美しく健康に育っています。レイズドベッドのごぼう(左写真)も元気。ズッキーニは一時期うどんこ病でもうダメかなあと心配しましたが、丁寧に病気の葉っぱを取り除いているうちに、また復活しています。親バカに聞こえるかもしれないけれど、トマトはどこで食べるものより味が濃くて美味しい気がしています。


今日はダッチオーブンでピザを作りました。ピザの具はすべて自家製野菜。加工用のサンマルツァーノで作ったトマトソースは絶品。持ち寄りの煮物やデザートが並び、豪華なガーデンパーティーとなりました。太陽の下で、自ら育てた野菜料理を仲間とともにいただくのはまさに至福の喜びです。

この日は、会員さんの友達や家族をはじめ、近所の方も来られ、ランチは昼から夕方近くまで続きました。飛び入りゲストのアメリカ人ブレットは、ポートランドのエコビレッジに住んでいたという青年。アメリカでは60年代のヒッピー運動の中でエコビレッジが生まれましたが、最近は環境負荷の低減などより目的化したコミュニティが増えているそうです。人間関係の難しさはお国が変わっても同じとみえ、コミュニケーションやグループワークに関するエクササイズを積み重ねていると話してくれました。

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