2011年6月19日日曜日

田んぼのその後

田植え後2週間目となる6月19日の体験塾は、田んぼの除草からスタートしました。

2回目なので、みなさん勝手もわかって作業はスムーズです。すぐに裸足になって田んぼに入り、両手で水底を掻きながら草の根を浮かせます。同時に、葉についているドロオイ虫なども除去していきます。

今回は、チェーン引きによる除草にも挑戦。チェーンの取り付けてある棒を引いてまわるのですが、随分作業も早く、思ったよりも稲にダメージはなさそうです。
こういうちょっとした道具で、仕事がかなり楽になることを実感できます。一方、這いつくばって稲に向き合うからこそわかることもあります。除草は稲の観察の時間でもあるからです。
視野を広く持って、「効率的にすすめていい部分」と「効率よりも重視すべきこと」を見極めながらやっていく必要があるのでしょう。

さて、稲の状態ですが、先週よりもドロオイ虫は少なく、かわりに藻が大発生していました。
水面を埋め尽くすように広がった藻が、日光を遮断して土が冷たくなっている部分もありました。使わせていただいて3年目の田んぼですが、こんなことは初めてです。いろいろな方に聞きながら原因を調べていますが、取り除いた方がいいのは確かなようですので、かき集めてはせっせと畔にすくいあげました。
今後も増え続けるようでしたら、ザルや網などで一気に取り除くことを考えた方がいいかもしれません。こまめに田んぼに足を運んで、できるだけ適切に対応したいと思っています。

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